たどり着いたのが飛田新地だった。
そしてそこの人にどうにかこうにかやりとりできて会うことができた。
まず言われたのがお金で悩んでたんであればお金に関しては悩まなくなるよって言うふうに言われた。
その言葉だけで心が救われたような気がした。
住む場所についても何とか当日体験って言う風なことで貰える手当みたいなものと相殺するような感じで手配してくれた。
自分はもしかしたらもしかしたらだけど今から雲が向いてきてるのかなとも思った。
そして当日その場所に行って何かおばちゃんからいろいろ言われたりして教えてもらった。
そのおばちゃんが言うにはもっとあんたはメイクをしっかりしたほうがいい。
と言うことだった、。
ただ自分としてはメイク用品も買えるようなお金を持っていなかったので化粧品持ってないんですって言うとその辺に余ってるものとかあるから好きに使いなって言うふうに言ってもらえた。
働くと言う事に関してこんなふうにアドバイスや直接何かがなかったとしても良かれと言う風な感じで言ってくれる人がいるんだと言う感じがした。
実際は私がお客さんをとると言うことであのおばちゃんにも見返りがあるんだろうとは思ったけれども直接的に私を食い物にすると言うような感じは言葉からは感じられなかった。
なんというか今まで私をただ聖書のためだけにって言う形で下心がありながらも近寄ってくると言う男の女と言うものは大体わかるような感じだったし、お金儲けのために私の体をどうにかして利用しようと言う女どもも大体同じような感じだった。
ただこの場所はむしろそういう場所であるにもかかわらず私自身のことを考えてくれると言う思いみたいなものは何かわからないけど逆にあるように感じた。
こういう世界なんだと思った